株式会社コドモンに2025年2月に入社し、プロダクトデザインチームに所属しているデザイナーの今泉です。
今回はコドモンに転職した理由と、入社して一か月の感想をお伝えしたいと思います。
少しでもコドモンに興味を持っていただけたり、シニアデザイナーの転職の参考になれば幸いです。

コドモンってどんな会社?
コドモンは子どもや子どもの周りで働く大人と社会の抱える課題解決を目指して事業展開している会社です。
子どもを取り巻く環境をテクノロジーの力でよりよいものに
保護者の子育てにおける悩み、先生の業務負担、子どもの育ちや学びの環境整備など、子どもを取り巻く環境には、社会課題が山積みです。
コドモンは、ビジネスを通してそうした社会課題を解決し、子どもを取り巻く環境をよりよくすることを目指す会社です。
コドモンの採用サイトより
詳しくは動画もしくは会社資料をご覧ください。
自己紹介
私は制作会社の WEBデザイナー、大学助手を経て、2012 年に株式会社みんなのウェディングに入社したのがサービスデザイナーとしてのキャリアのはじまりです。
直近では家計簿サービス「Zaim」のアプリデザインを中心に、家計簿から日常的なくらしを豊かにする体験を届けるサービスデザインを行っていました。その他にも新規サービスの立ち上げや、自社のブランド統合の業務にも携わっていました。
私が目指していること
私自身が目指しているのは「サービスを成長させるデザイナー」であること、「ともに成長しあえるチームを作るリーダー」であることです。
長年サービスデザインに携わってきたことで、目の前の「1 機能」「1 デザイン」の結果だけでなく、事業やサービスへの成長に寄与したいという思いが強くなりました。
一人でできることよりもチームで成し得ることの方が大きな価値があると考えているため、お互いが同じ方向を見て、成長しあえるようなチームで働きたいと考えています。

転職軸
転職を考えるきっかけは、別の領域・サービスにチャレンジしてみたいという気持ちが出てきたことでした。その上で、自身の子育ての経験から「子どもの未来がよくなる」ようなサービスに携わりたいと思うようになりました。
そんな私の転職軸は三つありました。
環境
- 前提として、子どもを育てながらも積極的に働ける環境であること。(具体的にはリモートワーク、時短、フレックスなどの環境が整っている)
- サービスとチームをよりよくでき、自分自身も成長できる環境で働きたい。
事業
- 一つのサービス・事業に集中して関わりたい。
- 事業に共感できるサービスを成長させたい。(具体的には教育・保育・医療など、子どもの未来がよくなるようなサービス)
組織
- デザインチームがあること。自分とチームのスキルを上げるために切磋琢磨できる仲間が欲しい。
- エンジニアや PdM など開発メンバーと直接コミュニケーションを取って開発できるチームがある。
- みんながオーナーシップが持てる。not トップダウン。意思決定が誰かに一任されていない。
この軸は転職時に書いたメモそのままなのですが、今見返してみてもコドモンはピッタリの会社だったと思えます。
決め手
転職時、いくつかの会社のお話を伺いましたが、最終的に入社の決め手になったのは、事業への共感と、メンバーとのコミュニケーションの良さでした。
事業への共感
コドモンのミッションは「子どもを取り巻く環境をテクノロジーの力でよりよいものに」です。
元々私は子どもが通っている保育園でコドモンを利用していたので、保護者目線でサービス自体は知っていました。
選考を受けていく過程で、コドモンは施設と保護者の連絡サービスだけではなく、保育・教育者の働く環境の改善や、子どもを中心とした社会インフラ作りの事業を展開していると知りました。
コドモンのミッションを伺ったとき、私の「子どもの未来がよくなる」仕事がしたいな〜と漠然と考えていた夢が、より具体的に思い描けた気がしました。
コミュニケーションの良さ
選考中にデザイナーやエンジニア、人事の方など様々な職種の方とお話できる機会をいただきました。
コドモンのどの方とお会いしても違和感がなく「とても話やすい!」と感じました。
これは企業のカルチャーが自分と合っているということなのかもしれないです。
オファーレターをいただく際には、「コドモンに入社したら今泉さんにとってよいこと」が私目線で書かれていて、選考しているいちデザイナーとしてだけでなく、人としての自分にも向き合ってくれているんだと感じ、最終的に入社を決めました!
入社して一か月の感想
入社して一か月が経ちましたが、誰と会っても違和感を感じない点と、希望していた働き方ができる点は入社前に想像していた通りです。
入社後にギャップを感じたことは以下の三つです。
1.仕組み化がすごい
コドモンで働いていると様々な全社共通のルールや業務フローがあり、それらによって細々とした時間の無駄を省けているように感じます。
例えば、Googleカレンダーで予定の入っている MTG にはすべて Googleドキュメントのリンクがついており議事録が参照できるようになっています。
議事録のフォーマットもほぼすべて共通化しているので、書き方を迷うことがないですし、参加できなかった MTG の議事録をいつでも見返すことができます。
これが全社部署横断して共通化されているので、複数の MTG に参加しても同じような進行管理ができていて無駄がないように感じます。
2.心理的安全性が高い
何度か転職した経験があっても入社時は不安になってしまうものです。
コドモンは入社時のオリエンが手厚く、最初に実際にコドモンのシステムを操作して機能について学ぶ研修があったり、三か月間、先輩メンバーとバディを組んで定期的にコミュニケーションが取れる制度(バディ制度の紹介)があったりと、入社時のオンボーディングも仕組み化されています。
これにより私は最初の二週間で素早くチームに馴染むことができました。
また、事業展開的に子育てしながら働く同僚が多く、それぞれが柔軟に働けていると感じます。
例えば、子どもが急な体調不良でお休みしたり、小学校の行事のためにフレックスを活用したりという出来事が日常的に見られ、自分もそうなったときに助かるなと思っています。
3.思っていたよりもやることがいっぱいある
入社前に自分が見ていたのは保育者が利用するコドモンアプリだけだったので、このコドモンを施設側と保護者向け両面で改善していくんだな〜、と思っていました。
しかし、想像以上に施設側が利用するサービスは機能が豊富で、展開している別のサービスが多く、「思っていたよりやることがいっぱいある!」と感じたのが一番の入社後ギャップかもしれません。
デザイナーをはじめとした開発メンバーの多くは複数のプロジェクトを兼務しており、みんな忙しくなかなか改善ができないというジレンマが起こっています。
入社後に早速施設の先生にユーザーインタビューをする機会があり、「特定の作業に時間を取られているんだ!」と驚いたことがありました。
まだまだ改善しなきゃいけない問題がたくさんあるので、やりがいがありそうだ!と思っているところです。
終わりに
まだ入社して一か月ですが、子育てしながら積極的に働ける環境で仕事したいと思っていた目標はすでに達成できていると感じます。
4月に娘が小学生になるので「小一の壁」に怯えていましたが、今はその不安はなくなりました。
これからコドモンのサービスとチームを成長させられるように頑張りたいと思っています!
そして前述した通り思ったよりやることがいっぱいあるので、一緒に働く仲間を絶賛募集しています。
少しでもコドモンに興味を持った方がいらしたらぜひお話しましょう。
3月に新東京オフィスに移転したばかりなので、ピカピカのオフィスにぜひ遊びに来てください!
https://www.codmon.co.jp/pressrelease/11353/
転職したばかりなので、シニアデザイナーの個人的な転職相談なども受け付けます!
キャリアにお悩みの方がいたら、お気軽にお声がけください。