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わたしたちのカルチャーデッキ

CULTURE
DECK

コドモンが大切だと考える
「共通の価値観・判断基準」を
まとめたドキュメントです。

コドモンが社会に対して持続的に提供価値を高め、貢献し続ける上で、参画メンバー(=チームコドモン)がなぜ集まりどこに向かうのか、そのために持ち続けたい文化、共有したい価値観や姿勢などについて表しています。

コドモンには、ミッションドリブンであったり、フラットな関係であったり、創業当時からメンバーみんなでつくり上げてきた素晴らしい風土が存在しています。組織が大きくなり、携わるステークホルダーが増えるなかで、それらの風土を改めて企業の強みとして言語化し「カルチャー」としてチームに根づかせていくことは、プロダクトやサービスづくりと同じくらい重要なテーマとなってきています。
そしてよいカルチャーとは、お客さまや社会にとって必要不可欠なサービスを生み出し続ける原動力となるものだと考えています。
私たちは、「CoDMON CULTURE DECK」を企業運営のあるべき方向性を示す羅針盤とし、社内外の取り組みを推進するなかで、メンバーが愛着を持って働き続けられるような企業カルチャーづくりを目指していきます。
また、「CoDMON CULTURE DECK」はもともと社内向けにつくったものですが、求職者の方やアライアンス事業者の方をはじめ、多くの方に知っていただきたいと思い、社外に向けても公開しています。

ミッションMISSION

子どもを取り巻く環境を
テクノロジーの力で
よりよいものに

コドモンは「子どもを取り巻く環境をテクノロジーの力でよりよいものに」というミッションを掲げ、子どもの周りにいる大人や社会の抱える課題の解決を目指す会社です。
急速な少子化や共働き世帯の増加をはじめ、日本において子どもを取り巻く社会環境は大きく変化をしている一方で、子どものそばにいる保護者や先生を支援する体制や、子育ての社会インフラの構築にはまだまだ改善の余地が多く残されています。

私たちは、ICTやデータ活用をはじめとしたさまざまなテクノロジーを用いて、子育てや保育、教育における課題を持続可能なビジネスを通して解決し、未来を拓く子どもの育ちや学びに貢献していきます。そうした考えのもと、主に下記3つの軸で事業を展開します。

  • 1.保育・教育者の働く環境の改善

    すべての先生が子どもと向き合う時間と心のゆとりを持てるように、こども施設(※)で働く先生の業務負担の軽減や、保育の質向上につながる環境構築、そして保育施設の持続可能な運営を支援する各種ICTサービスを開発し提供します。

  • 2.子育て中の保護者への伴走

    保護者が愛情を持って笑顔で子どもと向き合えるよう、家事や育児の負担軽減や、子育ての悩みの解消につながる情報サービスの提供を行います。

  • 3.子どもを中心とした社会インフラ作り

    子育て領域が、経済的にも社会的にも魅力的な投資分野となるように、すべての事業者や機関が子育て分野に対してスムーズに関与できるような社会インフラやデータ基盤をつくります。

こども施設・・・コドモンでは主に0歳〜15歳の子どもが通う保育 / 教育施設の総称として「こども施設」と呼称しています。親や社会が中心となって育ちや学びの環境を整備する年齢時期として、主に義務教育の終了する15歳までの子どもを取り巻く環境の改善に注力します。

ビジョンVISION

子どもの育ちや学びを
社会全体で
支えられる世の中へ

ミッションの先に見据えたビジョンとして、子育てや保育・教育を限られた保護者や先生だけが担うのではなく、社会全体で関与し連携しあって支えられるような世の中を目指すことを掲げています。

「子育て分野の当事者を増やし社会的投資を最大化する。」
その結果として、すべての子どもの生きる権利・育つ権利・学ぶ権利が、置かれた状況に関わらず等しく確実に保障され、同時にそれぞれが持つ才能の開花や、能力開発を行えるような社会システムの構築に寄与します。

企業姿勢

社会の一員としてミッション・ビジョンを実現するにあたり、下記のような企業姿勢を持ってお客さま、従業員、取引先、地域、行政、環境など関わるすべてのステークホルダーのみなさまとパートナーシップを築きます。コドモンではすべての経営判断の礎として、この企業姿勢を重視します。

長期的価値の創造

子どもを産み育てやすい社会に貢献したり、未来を拓く子どもの可能性を高める私たちの活動は、サステナビリティの観点でも社会にとって重要な役割を担っているといえます。その上で、社会価値と経済価値を両立しながら、私たちがすべきこと、できることに集中して中長期の視点での価値創造を目指します。また、固定観念や過去の成功要因、慣例に囚われることなく「何のためにするのか」を常に考え、必要な課題に対して目を向けます。

【社会的インパクトについて】

コドモンは教育や福祉、子育てといった分野で社会価値の高い事業を展開しながら同時に経済価値の創出にコミットしています。

どんなに社会価値の高い取り組みでも、収益の確保が伴わなければ、安定提供を継続することはできません。また将来へ向けた投資や、事業の提供価値の拡大に応じた待遇をメンバーに提供することも困難になります。
社会価値と経済価値は、どちらかが主語になるわけではなく常に1:1のバランスをとって拡大し合います。ミッションを遂行する上で、この2つのバランス感覚を持つことが重要だと考えています。

共創・共栄の関係づくり

保育・教育業界が、これまで共生の精神を重んじてきたように、顧客や同業者を含むあらゆるステークホルダーとの間で公平な立ち位置をとり、「ともにミッションやビジョンを共有し、共創・共栄するパートナー」という関係づくりを目指します。

誠実さや品位、良識

法令や社会規範の遵守はもちろん、誠実さや品位、良識を持ってミッション・ビジョンの実現に向き合い、同時にメンバーが誇りを持ち、社会から信頼や支持をいただけるような企業運営を行います。

行動指針

企業姿勢を重視しながら経営を進める上で、個々のコドモンメンバーとしてありたい行動様式を言語化したものとして「行動指針」を設定し、メンバーへの浸透を行います。

目的から考えよう

「何をやるか」の前に「なぜやるか」を大事にし、柔軟に手段を見直します。

持続可能性を高めよう

目先の結果や利益だけでなく、中長期に亘って社会に価値を届けることを見据えます。

勇気をもって踏み出そう

チャレンジを応援し合います。制約にとらわれず、失敗しても学びを次へとつなげます。

誠実であろう

物事には真摯に、人にはリスペクトをもって向き合います。

チームコドモンをみんなでつくろう

私たちはミッションを実現するために存在するフラットなチームです。それぞれの強みを活かし、協力し合います。

マネジメント・コミュニケーションについて

コドモンでは、チームの能力と生産性を高め、成果を最大化するためのマネジメントやコミュニケーションを推進する上で、行動指針にもあるチームコドモンについて、下記のような観点を大事にします。

フィードバック

コドモンの全メンバーは、「ミッションのもとでは横並びの関係」という認識を持ち、自身が直接関わる分野においてはもちろん、それ以外においても別角度からの見解やよりよい意見などがあれば、役職 / 役割を問わずに遠慮なくフィードバックをし合うことを推奨します。

情報公開

複数の関係者間で円滑なコミュニケーションや連携を維持する上で、前提となる認識や情報量を合わせることはとても重要だと考えています。
コドモンでは、機密情報以外は、社内の誰もが必要な情報にアクセスできるように、随時記録・公開する取り組みを行います。

ナレッジシェア

個々が持つ、組織にとって価値ある情報やナレッジ、それぞれの持つスキルは、個人の優位性として保持するのではなく、全体に共有して組織のナレッジとする姿勢を重要視します。
強みを集結して組織全体の成果の最大化を目指す上で、積極的な情報共有の姿勢が求められます。

仕組み化

仕組み化とは「誰がやっても一定水準以上の品質・パフォーマンスが発揮できる汎用的で生産性の高い業務フロー」を指します。
コドモンではこの「業務の仕組み化と実践」が、組織の生産性向上のベースとして重要な考え方としています。
再現性のない属人的業務を極力減らし、仕組み化を推進することで、安定したパフォーマンスが期待できる他、上手くいった / 上手くいかなかった事例が集まることで、仕組み化がどんどん磨かれてより習熟し、より高い生産性が期待できるようになります。

権限委譲

組織としての意思決定のスピードを保つ上で、迅速な権限委譲を重要視します。現場に日々向かい合っているメンバーが適宜権限委譲のもと、状況に応じた細かな対応力を発揮できるような、主体的・自律的な組織を目指します。

人や組織の考え方

メンバー一人ひとりが、多様な能力を活かし伸ばしながらパフォーマンスとバリューを発揮する、同時に(子どもの周りの大人にあたる)私たち自身が、心身ともにゆとりを持って働ける環境をつくる上で、コドモンでは各種観点から多様な施策に取り組みます。

【社会の規範となるために】

私たちはこれからの社会の規範となる働き方を実践すべく、待遇の継続的な改善、多様な働き方を選択できる環境づくり、性別にかかわらず当たり前に育休がとれる体制づくり、子育てや介護等プライベートとキャリアの両立など、労働環境、福利厚生、待遇を整備していきます。

働く保護者をはじめとした各家庭環境だけではなく職場環境の改善が必要という考えのもと、私たち自身でその取り組みを実践していくことが、ミッション遂行の上で説得力を増すと考えています。

働く環境について

リモートワーク、時短勤務をはじめ、メンバーが時間や場所に縛られずにパフォーマンスを発揮できるよう、多様で柔軟な働き方を選択できる勤務体系を構築します。
また、長時間労働で成果を上げるのではなく、チーム・個人の能力と生産性の向上によって事業を推進できる環境を目指します。

評価や報酬について

メンバーと会社の間で評価と報酬について互いに納得感とともにやるべきことに自信をもって取り組めるような、公平性の高い評価制度を目指しています。
そのために評価は、成果やプロセス、各役割に必要な能力や行動特性、行動指針に則った働き方ができているかなどを総合的に見た上で自己評価と評価者との丁寧なすり合わせを大事にする設計としています。また、報酬については評価をもとに、役割・ポジションにおける市場価値を考慮した上で、査定・決定されます。

成長支援について

各メンバーが自己の成長や能力開発にオーナーシップを持つことを前提として、会社は個人のキャリアの志向性とチームの方向性に合わせた成長機会を創出します。
例えば、チャレンジングな環境や裁量、定期的な1on1や週半日の学習投資をはじめ、自己投資機会の提供や書籍・研修補助など、メンバーの成長を後押しします。

福利厚生について

メンバーとその家族が、健康で安定した生活を送れるようにする上で、日々の健康をサポートしたり、学びや成長を後押ししたり、ライフステージに伴うさまざまなイベントを応援する各種福利厚生の拡充を日々検討します。
特に万が一の事情が発生した際に手助けとなる制度を構築することで、安心して業務に集中できる環境を支援します。
また、コドモンではチームメンバーのプライベート時間を互いに尊重しあえる風土を大切にします。家族や大事な人と過ごす、自己投資に使う、趣味やリラクゼーションに時間を使うなど、過ごし方は人それぞれですが、仕事のパフォーマンスを高い水準で維持する上で、充実した生活を送ることはとても大切だと考えています。

仲間集めについて

コドモンでは採用のことを「仲間集め」、面接のことを「インタビュー」と呼ぶなど、相互理解とマッチングを大切にした採用活動を行います。
仲間集めにおいて、ミッションや事業、カルチャーや行動指針に共感いただけるかどうかは特に大事にしており、個人のやりたいことと会社の現状についてしっかりと認識を合わせるためにも、目指すべきビジョンや、課題感、現状について可能な限り正確に情報提供を行うことを心がけます。