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2025.02.28 #メンバー紹介

AIの伸びしろは、子どもの未来を変える―戦略系コンサル大手→東大発のAIベンチャー出身の私がコドモンにジョインした理由

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AIの伸びしろは、子どもの未来を変える―戦略系コンサル大手→東大発のAIベンチャー出身の私がコドモンにジョインした理由

2024年12月にコドモンのAI戦略グループのGMとして入社した葭本です。
この記事では、私がコドモンに入社した経緯やAI活用の実情、今後についてなどを書いています。
まずは簡単に自己紹介させていただきます!

東京大学/大学院卒業後ボストン・コンサルティング・グループに入社、
プロジェクトリーダーまで務めたあとPKSHA Technologyに参画し、上場を経てAIソリューション事業部のパートナーを務めました。
現在は、コドモンのAI戦略グループのGMを担っています。
2022年に娘が産まれて、長期の育休を取ったことをきっかけに「脱東京」をし、湯河原、軽井沢、と高層ビルのない街で生活をしています。

趣味は(と聞かれて返すことは)漫画とワインで、漫画は年間1,000冊以上読んでいます。おすすめ漫画は挙げるとキリがないので、PEANUTS(SNOOPY)と、AI戦略グループということで”AIの遺伝子”を挙げておきます。
余談ですが、SNOOPYにどれだけ詳しいかのテスト、PEANUTS LOVERS CHALLENGE 2023、で60点満点中55点でした。
ちなみに娘はスヌーピーよりミッフィーが好きです。

ワインに関しては、8年ほど前に「ワインエキスパート」の資格を取得し、どこか旅行に行く際は近くのワイナリーを探して訪ねたりしています。

コドモンとの出会いー「子どもを取り巻く環境×テクノロジー」に惹かれて

コドモンを知ったきっかけは、Forbesに掲載されている代表の小池さんの記事でした。改めて記事を見たのですが小池さんがすごく顔決めてますね(笑)

もともと子どもが好きという背景があり、経歴とは裏腹(?)に、ずっと未就学児向けのビジネスに携わりたいとは思いながらも、以前から思い浮かんでいたアパレル事業や玩具事業は自身の強みが活かせるところではない気がして、それら業界にチャレンジすることはありませんでした。
そうして悩んでいたところ、この記事でコドモンを知り「子どもを取り巻く環境をテクノロジーの力でよりよいものに」というミッションが、テクノロジー分野で培った自分のこれまでのキャリアを活かしつつ、子どもに関わることもできるという”まさに自分が求めていたミッションだ”と思いました。
それまでは子どもに対して直接的なサービスばかりをイメージしていたので、子どもの周りの環境を整備するという事業もあるということに気づけたのは、とても大きな転機でした。

ホームページの募集要項を見ただけでは自分が果たしていかほど貢献できるかわからなかったのですが、ひとまずPittaで小池さんに直接コンタクトしてみることにしました。
小池さんが考えていることをいろいろお聞きして、そして何より、小池さんの人柄や雰囲気にとても好感を持つことができて、コドモンで一緒に働きたいなと思いました。

私自身としては、どんな業務でも求められるところがあればやるつもりでしたが、コドモンでもちょうどAIについて向き合うタイミングだったということもあり、お互いにニーズがマッチしたのではないかなと思います。

コドモンに入った時点では、AIに向き合う前に、AIに活用するデータと向き合う必要があったため、まずは「データ価値基盤構築プロジェクト」を推進することになりました。
このプロジェクトでは、施設が日々入力・保存するデータをより安全に保管し、かつその価値を届けていく土台を作るということを目指していました。
これまでまったく触れてこなかった法務という側面の大きいプロジェクトで、苦労はしましたが、心優しいメンバーに助けられ無事進んでいます。

新設AI戦略グループのリアル:AIに前向きな仲間たちと進める取り組み

入社後の中心的な役割はデータ価値基盤構築プロジェクトの推進ですが、徐々にAI領域にも取り組み始めています。コドモンの中でAIが関わる領域にはすべて何かしらの形で関わっています。
社内業務におけるAIの導入や直接的な活用法であったり、
事業やプロダクト向けであれば、AIの精度を踏まえた上でのUI/UX検討や導入する上でのコスト面まで、AI活用に紐づく部分について幅広く関わっています。

入社して感じたことは、「AI活用について興味を持っていたり前向きに考えているメンバーがたくさんいるんだな」ということでした。
入社する前は、AIに懐疑的なメンバーがいっぱいいて、まずは「彼らとちゃんと向き合って話をしていくことになるのかな?」みたいなことを勝手に思っていたのですが、まったくの杞憂でした。

これまでは直接お話したことないメンバーからも、AIについて話したいということで1on1に招待されたりしますし、コドモンとしても、ただAIを使いたいという考え方ではなく、保育業界の実情や現場で使う方が求めているものを踏まえた上で、上手くAIを活用していこうという考え方を持っているので、前向きに取り組むことができています。

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普段はリモートワークですが、時にはオフィスでもコミュニケーションを取りながら業務を進めています

まだまだこれから。無限の可能性を秘めるAI×保育の世界

コドモンは”AI活用”という側面だけでみると、本当にまだまだこれからですが、このことは”子どもを取り巻く環境をよりよくする”余地も大きいということだと捉えています。

セキュリティ面や法務の観点については、専門とするメンバーにフォローしてもらいつつ、小池さんと直接対話をしながら今後の方向性や課題感について検討を進めることができていますし、大きな方向性が決まった後の調整や進め方については裁量を持って取り組めています。

AI戦略グループのGMという立場もあり、AIの話ばかりしていますが、データ価値基盤構築PJを含めすべての業務が、子どもを取り巻く環境をよりよくすることにつながっていると感じ、さらに伸びしろも多いことがやりがいにつながっています。

一方で、やりたいことはいっぱいあるのですが、人材が足りていないことは否めません。生成AI自体はだれでも一定利用できるものではありますが、何かしらの課題解決に対して常に最善手が生成AIであるということは有りえ
ません。従来型のAIを活用すべきかもしれないし、生成AIを活用するにしても、前後のデータ処理が肝になることもあるでしょう。もちろん、生成AIを導入しない仕組みづくりが最適解のこともあるはずです。このあたりの判断には、どうしても一定の経験や知識が必要になります。

AI領域に関する人材不足は、おそらくほとんどの業界で中長期的な課題になると思われるので、採用による解決ではなく、早いうちから育成による解決を考える必要がありそうだと感じています。

“AIはあくまで手段”―ともに未来を創る仲間を求めて

新しい技術の導入というのはAIに限らずこれまでも、最初は恐れられたり避けられたりしてきていると思います。
AIは、生成AIが登場するまでは、なんだかんだ言ってごく一部の大企業が一定の金額を投資して取り組むものだったと思いますが、生成AIの登場によって、一気にあらゆる業界や人たちの目や耳に入り、安価に導入余地があるものになりました。

私の転職を考え始めたきっかけは、そのような変化をうけて、急にAIというものが飛び込んできて困惑している業界や人たちのお役に立てることがあるのではないかという思いからでした。


コドモンに入社し、まずは子どもを取り巻く環境の方々に、AIとはどういうものなのか、どういうことができるのかをちゃんと知ってもらえるといいなと思っています。必ず使ってほしいという意味ではありません。
保育現場で働く方や保護者の負担が減り、かつAIのメリット・デメリットを知ったうえで、もしかしたらここは使えるかもしれないね、ここはやっぱりAIよりも人の手でやった方がいいよね、といったお話を一緒にできるといいなと思っています。

また、コドモンで一緒にAI領域に取り組んでくれる人を増やすとともに、上記のような形でもっといろんな業界・人とのつながりを増やしていきたいとも考えています。

もしこの記事を通して興味をお持ちいただけたら、まずはカジュアル面談からという形でも構いませんので、是非お話ししましょう!

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