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2025.11.07 #プレスリリース

【保育ICTラボ事業】つくば市「さくら学園保育園」でこども家庭庁 成育局保育政策課長による視察を実施

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▲保育記録の説明を受けるこども家庭庁成育局保育政策課長(右端)

保育・教育施設向けICTシステムを提供する株式会社コドモン(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:小池義則、以下 コドモン)は、こども家庭庁が推進する「保育ICTラボ事業」の一環として、2025年10月28日、茨城県つくば市の認可保育園 社会福祉法人稲田福祉会「さくら学園保育園」において、こども家庭庁 成育局保育政策課長をお招きし、視察会を開催いたしました。

■視察の目的と概要

【視察の目的】

本視察は、株式会社コドモンが「保育ICTラボ事業」の取りまとめを担当する株式会社エステムの協力を得て、こども家庭庁の「保育DX政策の立案」に貢献するために企画・実施いたしました。
現場でのICT導入・活用の実態を、こども家庭庁の担当課長に直接ご体感いただき、また職員の生の声をヒアリングしていただくことで、今後の政策策定の参考にしていただくことを目的としています。

【視察概要】

・日時:2025年10月28日(火)10:15~11:45
・場所:さくら学園保育園(茨城県つくば市)
・主催:株式会社コドモン
・参加者:こども家庭庁成育局保育政策課
 つくば市幼児保育課 (保育ICTラボ事業 参加自治体)
 さくら学園保育園 (保育ICTラボ事業 モデル園)
 株式会社エステム (保育ICTラボ事業 民間事業者)
 株式会社コドモン (保育ICTラボ事業 助成決定事業者)
・視察内容:保育ICT活用状況の発表・園および自治体担当者との意見交換・園内見学

■視察の主な結果と質疑内容

当日は、コドモンより保育ICTラボ事業のつくば市における取り組みの概要と現時点での成果を説明したのちに、さくら学園保育園とつくば市こども部幼児保育課からICTの導入活用や普及に関する取り組みを発表、栗原課長との意見交換を実施しました。

成功のポイントは「意識改革」と「手厚いフォロー」

栗原課長からは、過去にICT導入がうまくいかなかった経緯と、今回の成功要因について質問がありました。
さくら学園側からは、約10年前にICT導入を断念したものの、今回は園長主導による環境整備と操作が容易なシステムを採用したことが、再導入成功のきっかけとなったということでした。
加えて、園内でICTが得意な職員を中心として、保育士ニーズへの対応や端末利用方法の説明を一元的に実施。さらに、巡回支援研修(※)を活用した手厚いフォロー体制を敷いたことにより、職員の意識が大きく変化したことが報告されました。
※参考:巡回支援研修:https://www.codmon.com/column/hoiku-ictlab_10/

わずか2か月で「持ち帰り仕事解消」と「業務時間の削減」が実現

導入効果についてさくら学園側は、以前は午睡時間までに終わらなかった業務が時間内に完了し、持ち帰り仕事が解消されたことを紹介。
8月からの保育ICT導入後わずか2か月にして毎日の業務時間を削減でき、その時間を翌日の準備や子どもと向き合う時間に充てることで、保育の質向上につながっていると説明がありました。

会終了後は、園内各フロアの見学を実施し、保育・教育施設向けICTサービス「コドモン」 を活用した日常業務や保育状況を確認いただきました。

■こども家庭庁 栗原課長 コメント

「こども家庭庁では、保育DX政策を推進するうえで、単にICT機器を導入するのではなく、現場をデジタルで真に改善していくことを目指しています。
本日、さくら学園を視察させていただき、職員のみなさまが変化を前向きに捉え、取り組んでいる姿を見て、DX推進をさらに進めていかなければならないという思いを強くしました。
過去に一度は諦めた園でも、みなさまのように大きな変化を起こせるという事実は、全国で同じ悩みを持つ園にとって大きな勇気と力となります。この視察の学びを今後の政策に活かしてまいります。」

■株式会社エステム 西垣氏 コメント

「今回の視察会では、さくら学園のみなさまが短期間のうちにICT活用を進められ、負担軽減効果を感じられていることに非常に驚きました。なによりもみなさまが意欲的に取り組んでいらっしゃる姿が印象的でした。伴走支援が現場のモチベーションに寄与していることを知り、ICTはツールを導入するだけでなく、現場での運用・定着が重要であると改めて認識できました。」

■今後の予定と保育ICTラボ事業について

【今後の予定】

コドモンではさくら学園保育園との取り組みを、2025年度末まで行う予定です。現在、ゼロからのICT導入を追った記事・動画を制作中で、2026年2月に実施予定の「成果報告会」では、約9か月の変化を追ったドキュメンタリーを放映予定です。
▼参考:さくら学園保育園のICT導入紹介動画 
https://www.youtube.com/shorts/4G0JQ5li1U4

【保育ICTラボ事業とは】

こども家庭庁主導のもと、保育ICTの導入・利活用における効果的なロールモデルを創出し、全国への魅力発信を図る事業です。2025年度コドモンは、茨城県つくば市と大阪府豊中市と連携し、ICT未導入園、ICT高活用園、先端技術実証園のモデル園で、実態把握と事例創出に取り組んでいます。
関連記事:https://www.codmon.com/column/hoiku-ictlab_1/

コドモンと茨城県つくば市との取り組みの詳細は、以下の記事をご覧ください。
関連記事:https://www.codmon.com/column/hoiku-ictlab_2/

【さくら学園保育園について】

2005年の開園から21年目を迎える茨城県つくば市の認可保育園です。年齢生後3か月~就学前までの園児数は18クラスで定員380名、市内では園児数がもっとも多い大型園。保育ICTラボ事業に「基礎モデル園」として参画し、コドモンをゼロから導入して運用を進めています。
関連記事:https://www.codmon.com/column/hoiku-ictlab_8/

■株式会社コドモンについて

株式会社コドモンは、「子どもを取り巻く環境をテクノロジーの力でよりよいものに」というミッションを掲げ、業界シェアNo.1(※)の保育・教育施設向けICTサービス「CoDMON(コドモン)」 を提供しています。園児/児童情報と連動した成長記録や指導案のスマートな記録、登降園管理、保護者とのコミュニケーション支援機能などを通して、先生方の業務負担を省力化します。これにより、子ども施設で働く職員と保護者の方々が、子どもたちと向き合うゆとりをもち、より質の高い保育ができる環境づくりを支援しています。
また、ICTによる支援だけでなく、保育施設向けECサービス「コドモンストア」、全てのこども施設職員が利用可能な優待プログラム「せんせいプライム」、保育施設向けオンライン研修プラットフォーム「コドモンカレッジ」も展開しています。これらの多角的な取り組みを通じて、「子どもの育ちや学びを社会全体で支えられる世の中へ」というビジョンの実現を目指します。
※「SaaS型業務支援システムの導入園調査 2024」 株式会社東京商工リサーチ(2025年1月)

【会社概要】

◆社名:株式会社コドモン
◆所在地:東京都品川区西五反田八丁目4番13号 五反田JPビルディング10階
◆資本金:6,825万円
◆代表者:代表取締役CEO 小池 義則
◆設立:2018年11月
◆事業内容:保育・教育施設向けICTサービス「コドモン」の運営、写真販売サービスの運営、決済代行サービス、採用支援・園児募集支援事業「ホイシル」、保育施設向けECサイト「コドモンストア」の運営、オンライン研修事業「コドモンカレッジ」、こども施設職員への福利厚生サービス「せんせいプライム」の運営等。
サービスサイト:https://www.codmon.com/
コーポレートサイト:https://www.codmon.co.jp/

【お問い合わせ・ご質問等】

株式会社コドモン 広報担当 
TEL :080-7303-6026 / 080-4466-6738
MAIL :press@codmon.co.jp

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