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2022.12.13 #考え方

【コドモンTeam座談会 Vol.4】当たり前の裏に労務あり。チームプレーでメンバーの安心を支える陰の立役者たち。

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【コドモンTeam座談会 Vol.4】当たり前の裏に労務あり。チームプレーでメンバーの安心を支える陰の立役者たち。

今回は「コドモンTeam座談会」と称して、【コーポレート統括部 人事グループ】で労務を担当しているみなさんに、お仕事について語ってもらいました!

コドモンの労務チーム

・黒川さん (黒) 写真左
・久保さん (久) 写真中央
・小泉さん (小) 写真右

まずは簡単に自己紹介をお願いします

(小) 小泉です。前職は少数規模のWebの受託制作会社で、人事・経理・情シス・法務・代表秘書などを担当する、いわゆる1人コーポレートを担当していました。コドモンでは主にエンジニアやデザイナーの仲間集めと労務のリードを担当しています。

(久) 久保です。前職では労務をメインに、総務・人事・営業事務などのコーポレート業務の全般を受け持っていました。去年の9月に、1人目の労務専任メンバーとしてコドモンに入社をしました。

(黒) 黒川です。新卒でフィットネスジムのインストラクターを経験した後、バックオフィスの道に挑戦しました。前職は総務業務をメインに、労務にも少し携わっていました。昨年の10月に入社して、現在も労務と総務を兼任しています。

属人化を防ぎながらもっと生産的に。チームだからこその労務の在り方。

コドモンの労務チームの役割について教えてください

(小) 労務チームは、メンバーが当たり前に安心して働ける環境を担保することを目指しています。去年発起したばかりのチームなのですが、久保さんと黒川さんが入社する前は、人事のメンバーが仲間集めと兼務しながらジョブローテーションで労務を担当していました。都度ドキュメントを残したり、丁寧に検討する余裕もなかったので、その時々の担当によってやり方が違ったりしていて。

その状態が続いてしまうと、安定的に業務品質を担保するという点で見たときにもよくないですし、何より組織が日々拡大し労務の重要度が高まったり柔軟性が求められる中で「このままで会社やメンバーを守っていくことができるんだろうか?」という不安が大きくなっていったことから、労務の業務全般を立て直しすべくチーム化に踏み切っています。

この一年は、コドモンの労務として「何を重視し、判断の基準とするのか」「そのために、何をどこまでやるのか」など、今まで考えきれていなかったところを整えていくことに力を使いました。

チームになったことでどんな変化がありましたか?

(黒) 久保さんと私が1ヶ月違いで入社して急激に労務メンバーが増えたので、チームができた当初はバタバタしていましたね。しばらくの間はルーティンを回すことで手一杯でしたが、今期に入ってから色々と整理できるような体制になったというのは実感していますね。

3人になったことでの大きな変化でいうと、属人化しないように頑張っているというところだと思います。

(久) 労務の場合「給与計算はこの人」、「社会保険はこの人」と担当を分けている会社も結構多いんですが、コドモンにはそれがないのがいいところかなと思いますね!担当を分けてしまうと、自分が休んでしまったときにその業務が止まってしまう場合もありますし、それはメンバーや会社にとっても、自分たちにとってもメリットがないので。

(黒) 私は、前職の労務業務では入退社に関する手続きや、健康診断の手配などしか経験したことがなかったのでほぼ未経験でコドモンに入社したんですが、一つの業務に対する担当者を決めていないので、勤怠や手当の作成、ツール導入など、本当に日々さまざまな業務が経験できています。労務経験を増やしたいという思いもあって入社をしたので、そういった意味でもとてもありがたい環境だと思っています!

(小) チームになって、多角的な意見を踏まえて物事を決められるようになったこともすごく大きな変化だなと思いますね。1人で考えるよりも、みんなで意見を出し合って一緒に考えるほうが精度が高まるというのは実感としてもあるので、そういう面でもチーム化されて本当によかったです。感謝!

(黒) みんなで意見を出しあって作りあげたものだと、「CoDMON Working Life手当(※1)」という手当がありますね。 それによって交通費のルールが整理できたのは、労務にとってもメンバーにとってもすごくよかったと思っています。

(※1) CoDMON Work Style Guide に基づいた働き方を推進するための福利厚生で、テレワークの際にかかる光熱費・通信費などのランニングコストや、出社時にかかる交通費を補助するもの。

(小) 今までの交通費に関するルールがリモートワークが浸透した今の働き方に合っているのかは改めて検討したかったですし、運用に関してもオペレーションコストが高いという課題感はあったのですが、なかなか手が回らなかった部分なんです。チーム体制が整ったことでようやく整理ができるようになりましたね。

オペレーションコストや予算とのバランスを見ながら、既存のシステムの中で運用が可能か考慮したり、運用に乗せたときにどういうことが起こるのか、本当に抜け漏れがないかなど、この「CoDMON Working Life手当」はかなり細かいところまでチームで考えながら決めることができました。

逆に大変だったことはありますか?

(久) チーム体制になる前までは、人事のメンバーが基本1人で労務を担当していたこともあって、可視化された業務が少なかったんです。労務の場合は、入退社手続きや給与計算などといった定期的なタイミングで発生する業務が多いんですが、そういったところに関してもタスク管理や、いつ誰がやるのかが定まってなかったので、1から見直さないといけなかったのは大変だった点ですね。

今は労務も3人いるので、ルーティーンの業務に関しても、Backlog(プロジェクト管理ツール)を使ってみんなで分担しながらうまく回せるような形になっています。

メンバーからの質問に対しても、個人ではなく会社・チームとしての回答ができるように、「これはどういうふうに取り決めようか」「この観点が抜けているね」といったことのすり合わせを時間をかけて丁寧に行っています。

(小) 労務の仕事は「できているのが当たり前」だと思われるようなものも多いのですが、こと細かな法律・規律が絡んだり煩雑な業務であっても、ミスがあってはいけない大事なものばかりです。それをいかに効率的にするかであったり、無理なくクオリティが担保できるような方法を考えられているのは、労務が強くなったということだと思いますね!

(久) 効率的になったというと、SmartHRの導入も大きかったですよね。

(黒) 今でこそ楽になったと実感ができていますが、ツールの使い方やデータベースを揃えるところは本当に大変でしたよね。前職でSmartHRを触っていたので少し知見があったのですが、労務だと会社ごとに必要な情報が異なるので、初期設定にはかなり苦労しました。

(久) 黒川さんが知見を持っていたので、とても助かりました!初期設定こそ大変でしたが、今まで書類送付作業で月初はほとんど出社だったところも、週1〜2回の出社になりましたし、書面も電子配布できるようになったので「紙で送ってください」「出社して提出してください」といったメンバーへの依頼もだいぶ数が減らせました。導入したことでのメリットはとても多かったと思っています。

誰もが働きやすい環境を目指し、大きな課題に向き合うために。

課題に感じていることはありますか?

(小) 新しいメンバーがジョインしたときやメンバーが何かに迷ったときに、その答えがすぐにわかるように明文化をもっと進めていかないといけないというところですかね。

久保さんが「メンバーの質問に対して、チームとしての回答を考えられるようになった」という話をしてくれましたが、結論として質問に対する回答をSlackに書くなどはしているものの、「こういうときどうする?」という情報が溜まってるところがまだあまりないんです。

(久) 労務って法律に絡んでいたりするので、難しい印象がある方も多いんじゃないかと思うんですよ。なので、入社してすぐに会社のコーポレートの人に質問をするのって結構ハードルが高いことなのかなと感じています。

コドモンの場合であればKibela(社内情報共有ツール)などにドキュメントとして形に残しておくことで、モヤモヤを抱えたまま終わらずに、「あ、ここに書いてあった!これでいいんだ!」と解決できると思うんですよね。メンバーが安心して聞きやすい環境を整えることももちろんですが、聞かなくても解決できるような環境をつくるのも労務の大事な役割なのではないかと思います。

(小) 他に感じている課題としては、大きな改善や課題に取り組むバッファが足りない状態というところですね。

インパクトが大きくてすぐによくなるような改善は着実に進んでいるのですが、コドモンがミッションを体現する組織であるために「どういう労務体制を作ったらいいのか」や「会社の制度をどのように設計したらいいのか」といった大きなところまでは、みんなで考えきれていないのが現状です。

これから組織としてさらに多様性を高めていくと、今よりも様々なケースに対応できないといけないですし、より個別化されていくので労務の難易度もすごく上がってくるんですよ。

ただ、メンバーがどんな環境でも活躍できるということが1番だと思っているので、会社としても誰もが働きやすい環境を目指したいですし、労務としてもそれができるぐらいのバッファや、楽にできる体制を作っていかないといけないなと感じています。

どんな方にジョインしてほしいですか?

(久) コーポレートの仕事は個別対応も多く属人化しがちですが、コドモンの労務としては、チームで動くことを大切にしています。 毎日ミーティングを開いて情報共有をしたり、仕事はなるべく分散しつつもお互いに協力しながら進めるので、チームとして課題に向き合える人や、みんなで頑張ろうという思いがある人だといいなと思います!

(黒) 前職は業務に対する担当が決まっていたので、みんなで意見を出し合うことはほとんどありませんでしたね。なのでコドモンに入ってからこうしてチームで動くことはすごく新鮮に感じました!

労務って日々メンバーからの質問や相談が本当に多いんですよね。デリケートな情報を扱う場合もあるので、しっかりチームでルールを揉んだ上で回答をするのですが、テキストでのコミュニケーションがほとんどなので、細かい言葉のニュアンスまでチームで考えることもあります。なので、チームで課題に向き合えることはもちろん、相手の気持ちに寄り沿った対応ができる方にもジョインいただけたら嬉しいです。

(小) 特に、コドモンは成長フェーズの会社なのでメンバーが増えることもそうですし、色々なところで新たな取り組みや改善をしようという動きがあります。そのようななかで、労務としても会社の変化を前向きに捉えて「どうしたら実現できるかな」と考えられる人がいいなと思います!

——— ありがとうございました。インタビューを通して労務チームの細やかな気遣いや対応があってこそ、こうしてコドモンで当たり前に働くことができているんだと実感しました……!労務として相手の気持ちに寄り添いつつ、これからチームをレベルアップしていく上で柔軟な対応をしていける方にジョインしていただけたら心強いですね。メンバーが安心して働ける環境づくりのために、今後ともよろしくお願いいたします!

コドモンでは一緒に働く仲間を募集しています!

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