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2019.11.08 #メンバー紹介

【コドモンの中の人 Vol.8】ママになって知った先生たちの負担。課題を解決すべく大手コンサルからカスタマーサクセスへ!

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【コドモンの中の人 Vol.8】ママになって知った先生たちの負担。課題を解決すべく大手コンサルからカスタマーサクセスへ!

こんにちは!コドモン採用担当の徳永です。

インタビュー形式で、コドモンの中の人を紹介していく、この企画。シリーズ第8弾は、ママになって日本の子育てや保育現場が抱える課題を知り、行動力がありすぎて大手コンサルティング会社から飛び出し、コドモンへやってきたカスタマーサクセスチームの長谷川さんです。

「自分の時間を何に投資するか」を常に意識

———どんなキャリアを歩んできたのですか?

新卒で、大手のコンサルティング会社に入社しました。大学生のときに、NGOでインターンやボランティアなど色々とやってみて「めっちゃやる気があっても、人とお金が集まらないとその素晴らしい思いが全然スケールしない」ということに気づいたんです。

素晴らしい考えだから絶対に続けたほうがいいことなのに、目の前の一部の人たちは救えるけど、他にも困っている人はたくさんいて、でも助けられない。このジレンマを解消するには、持続的にスケールする形でやらないといけないと考えました。

それはボランティアではなく、ビジネスにするってことだと私の場合は思ったんです。

なので、ビジネスをちゃんとわかって、俯瞰して物事を見られたり、考えられたりしないといけないなと思ったので、筋トレ的に基本的な仕事のイロハを短期間で習得できると思ってたどり着いたのがコンサルタントでした。

そう考えたとき、イギリスに留学をしていて、あるコンサルティング会社の採用チームが、グループの本拠地のあるロンドンで採用イベントをやっていたんです。ちょっと受けてみようと思って話を聞きにいったらすごく盛り上がって、「超楽しいじゃん」と思ってそのまま入社を決めました。

———働いてみてどうでしたか?

実際入社してからもめちゃくちゃ楽しかったです。合計で4年間在籍をしていて、最初は、金融業界の部署に配属されました。

金融業界の部署は比較的グローバルプロジェクトも多かったので、英語が必要なプロジェクトなども担当しました。。仕事にも慣れてきて、これからという1年目の終わりに妊娠したので、10ヶ月ほど産休・育休を取って復帰しました。復帰して少しは金融部門におり、素敵な人たちには囲まれていたのですが「金融」は自分ごととして考えづらいところもあり、子どもに我慢してもらったりしながら全力を傾けられないなと思ってしまった瞬間がありました。楽しくないわけではないけど全力でやれなかったので、何をしたいのか考えるようになりました。

そうすると、社会課題にもっと近いというか、今、本当に困っている人がいて、解決が必要な場所で仕事がしたいなと思うようになりました。ちょうど社内に公共案件を手がける部署があったため、そこに異動しました。そういう希望を受け入れてくれる会社で本当に感謝していますし、いい会社だなって今でも誇りに思っています。

———公共系の部署では何をやっていたのですか?

あまり詳細には話せませんが、関わったプロジェクトは大きく2つです。保育関連とママの復職関連です。

ママの復職系から話すと育児とか介護とかで一旦仕事を離れちゃったお母さんたちって、260万人ぐらいいると言われています。復職したいって方は結構多いのですが、キャリアが大きく抜けているので、普通の転職サービスではなかなか仕事が見つからないんです。なので、「しょうがないからコンビニでレジ打ちでもするか」って言う人が多くなってしまっているのが社会課題の1つで、それを解消するために何ができるのかを整理したり、実証実験をしたり、ということをやっていました。

———ようやくコドモンに近づきましたね(笑)

もう一つの保育系のプロジェクトでは、前半と後半で2つ取り組みました。前半は、コドモンのお客様でもある大手保育事業者さんや関連する会社さんと組んで、「保育のICT化をどうしたら進められるか?」をテーマに、実際にフローを書いて「ここをこういう風に改善ができて、ここにはこういう課題があるよね。」みたいなものを報告書にまとめました。

後半は、保育園の委託費に関する調査や今後の方針についてのレポートをまとめるような仕事をしていました。この後半の仕事をしていて、ちょっと本質的ではないというか、保育士さんのためになるような仕事がしたいはずが、そうじゃないところに力を割いていて、勉強になるし、トピックとしてはすごく面白かったんですけど、私に年2,000時間あるとして、1,000時間は少なくとも子どもとの時間にできていて、もう半分の使い方は、これでいいんだっけ?と、思ってしまったんです。

大学生の時のボランティアでもそうだったのですが、「現場を知りたい」「ちゃんと困っている人を助けたい」って思って、保育士になる道を模索したんですけど、おそらく現場に行くと現場の仕事で、精一杯でその業界をよくすることには時間を割けないと思いました。

私は子育ての環境を良くしたいのに、私が保育士になるのはちょっと違うし、せっかくコンサルティング会社に入ってビジネススキルを磨いてきたのであれば、それを生かすべきだという結論になって、保育ICTの会社に目を向けました。

いろいろ会社の話を聞いたけど、しっかり話してみると「なんか違うなあ」みたいな感覚があって、その中で、コドモンは商売人マインドというか、ビジネスでやっていこうとする姿勢がちゃんとあって、でも単に金儲けのためではなくお客様に寄り添う姿勢が強いという点に一番惹かれました。

そんな風に、思いながら実績を聞いたり、社員の方の話しを聞いてたりしているうちに、私この会社にいそうだなと思ってコドモンに入りました。

思い立ったら即行動。自分の目で見て確かめる現場主義

———大学ではどんなことをしてきたのですか?

私は、東日本大震災で被災した宮城県石巻市で生まれて、高校までずっと石巻で育って大学入学を機に東京に出てきました。

宮城から東京に出てきた時のきっかけに繋がるんですけど、「世の中ってどうしたら良くなるんだろう」ということに子どもの頃からすごく関心があって、自分が仕事を考える際にも、世の中良くするためには社会の仕組みとか、ルールをもっと知りたいと思って法学部に入りました。

ただ、勉強してみると特に私法系についてはあんまり興味ないなあというのが正直なところで、私は「結局、利害関係の調整じゃん」って思ってしまって、なんか違うなと思っていました。

ゼミには、多いときでは同時に4つに所属していたのですが、その中で一番頑張っていたのは、国際協力分野のゼミで、インドとネパールとかベトナムとか途上国のNGOとかにいってどういう社会問題が発生するのか、NGOはどういう風に課題を解決しようとしているのか、といったことを研究していました。

また、大学3年生になったタイミングで東日本大震災が起こって、自分の地元がすごいひっちゃかめっちゃかになっているけど、東京はいつも通りの生活をしているということに衝撃を受けました。

一番衝撃だったのが、3.11の日は春休みで、イギリスに留学をしていて、その時に3.11が起きて、ネットで情報を見ていると、地元の友達が「家の周りでやばいやつがほっつき歩いているらしいから金属バット抱いて、寝ています」とか、つぶやいてるんです。

一方で、そのつぶやきのすぐ上か下かに東京の友達が、「AKBのコンサート中止になった悲しい」と書いていて、状況が違うから仕方ないんだけど、この差を埋めたいなと思いました。

留学から戻ってから、最初は東京からボランティアを送る団体に所属して被災地支援をしていました。ただ、アレンジをしていたら、だんだん自分が行きたくなってしまって、友達と話していたら友達も行きたいと言ってくれて、ボランティア団体を立ち上げて、実際に被災地へ何回か行きました。

———大学卒業後、なぜ就職ではなく留学したのですか??

大学3年生になって、みんな就活をし始めて、 私も少し動いたんですけど、あんまりピンと来なくて、、、ゼミでの勉強は面白いし、NGOやボランティアの活動も楽しかったのですが、そのタイミングでは同じようにわくわくする企業には出会えませんでした。

一方で、もっと勉強したいなという気持ちもあり、ゼミで学んだ内容の延長である開発学を学ぼうと思いました。開発学は日本でも学べるところはあるのですが、「ちゃんと海外に住んで視野を広げたい」「英語をまともに使えるようになりたい」と考え、海外留学にしました。また、どうせ留学にお金がかかるなら学位も取った方がコスパがいいからということで、開発学の研究が盛んで1年で修士号が取得できるイギリスに留学することにしました。

子どもがいるからコドモンで全力を出し切れる

———コドモンで働き始めてどうですか?

働き方という点では、一番バランスを取らせてもらっていますね。

コンサルティング会社はやっぱり激務で、成長できる一方で夜中までレポートを書いたりすることもあります。その時は、自分がやりたいからやっていたのですが。ただ、時間も含めて、自分の限られたリソースを何に使うのか大事にしたい思いは強く、コドモンでは子どもにも、仕事にもバランスよく向き合えていると感じます。

仕事の内容としては、カスタマーサクセスをやるために入ったけれど、最初の2ヶ月の日々の仕事としては、いったん製品の理解と、お客さんである施設とその先の保育士さんがどんな風にコドモンのシステムを使っていて、どんなニーズがあるのかを理解するための時間として、サポートをやっていました。

仕事は、すごくおもしろいです。

前のコンサルの仕事は、お客様と向き合って一緒にプロジェクトを進めていく感じで、ただのサービス提供者というより、同じ方向を向いている目的を達成するためのパートナーという感じでした。

でも今の仕事は、お客様のニーズがどこにあるのか?を考え、長期的な視点からサービスを整えていくことが必要になります。お客様との関わり方は、一対何千となることもあり、以前とは違います。

モノやサービスを売るって「ほんと大変だな」って実感しました(笑)

———今後はどんなことを意識して、働いていきたいですか?

目の前の課題を解決するのも大事だけど、せっかくコンサルティング会社に入って磨いてきたスキル、培ってきた知識があるのでもっともっとvalueが出せるような動きに変えていきたいですね。

2ヶ月間働いてきて、問題の根本原因を見つけて、スケールさせるっていうのが、好きなんだなあと思いました。同じような問い合わせが来ると、なんで?って、思うことが多くて、課題の根本を解決したい欲求が高まるんです。

仕組みにして、問い合わせしなければばらない状況の発生を減らし、多くの人が同じように解決できるとスケールできている状態になるので、お客様も自分たちもハッピーになる施策を考えて実行していきます。

ただ、考えるだけではだめで、実行することが大事!なので、現場も大事だというのはあるんです。結局私の場合は行ったり来たりを繰り返すんだと思います。現場で課題を発見して、仕組み化してスケールさせて、また次の現場に行って課題を見つけてきて、仕組み化してというのを繰り返す。

だから、カスタマーサクセスというお客様と向き合える部署でありながら、コドモンというサービス、もっというと仕組みを使ってどう解決するか、そしてそれをどう届けるかまでできる仕事は本当にやりがいを感じますし、全力投球できる仕事です!

———仕事をする上で大事なことは?

「信頼を失わないこと」です。

具体的には、信頼関係の上に仕事に成り立っていると思っていて、ちゃんと時間を守るとか、言ったことをちゃんとやるとか、そういった当たり前のことをちゃんとやるというのを大事にしています。

これは社会人になって、仕事の中で身についたことですけど、仕事ができる人は、やるって言ったらやる人で信頼できる人だと思える、尊敬できる方にたくさんあってきました。

じゃないと、なにかやろうと思ったときに、信頼できる人が周りに集まらないじゃないですか。人間関係があるかないかで、やりたいことができるかどうか決まると学生時代の経験からも思っていて、お金も大事なんですけど、やっぱり人間関係が一番大事ですよね。

そのほうが、一緒にいて、気持ちいいですし!

———最後にどんな人と働きたいか?どんな人にコドモンに集まって欲しいですか?

ちゃんと「これをやりたい」という意思がある人ですかね。

もちろん思いだけじゃなくて、私にはこういう経験で身につけた、こんなスキルやナレッジがあって、だからこれをやりたいし、貢献できるんです!という人に助けてもらいたいです。

今は完全にはなくてもいいかもしれませんが、ある程度、描けている人がいいかなって思います。

でも、根本はコドモンに共感してくれて、全力で自分の力を出し切ろうとしてくれる気持ちがいい人だったら、お会いしたいし、お話してみたいです。

カスタマーサクセスはまだまだ仲間を募集中なので、ぜひ!!

———ありがとうございました!!カスタマーサクセスチームがこれからどんな風に、先生方の働き方を変えるお手伝いをしていくのか楽しみです^^

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