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2020.12.28 #メンバー紹介#考え方

【コドモンの新卒 Vol.7】子どもと向き合う時間作り。その最初の一歩に寄り添い、現場に届けたい

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【コドモンの新卒 Vol.7】子どもと向き合う時間作り。その最初の一歩に寄り添い、現場に届けたい

こんにちは!コドモンの徳永です。

月に一度、みなさんに井戸端会議のような気軽さと、新卒らしい熱い姿を座談会形式でお届けしてきたこの企画。今回からはそこからスピンアウトして、それぞれのメンバーのストーリーに焦点を当ててご紹介していきたいと思います。

中途入社のメンバーがほとんどのコドモンで活躍する2020年度新卒は、どんなキャラクターなのか?どのようにしてコドモンと出会い、入社を決めたのか?じっくり聞かせてもらいましょう!

第一弾は、保育士資格を持ち、いつかは保育現場に戻ることを目指しながら、ICT化を目指す施設のサービス導入を支援する、カスタマーサクセス部オンボーディングチームの石崎さんです。

子どもたちの未来につながる教育環境に携わりたい

———どんな学生生活を過ごしてきたのですか?

大学では子どもに関する勉強をしたいと思い、保育士や幼稚園の先生になるための勉強をしていました。積極的に実習に参加しながら、真面目に勉強していたと思います。

実習の予行練習として、演習・ケーススタディにも率先して参加しました。授業内でグループワークを行い、各事例内の子どもに対してどのような対応を行うのが最善なのか、また、課題を抱えた保護者に対してどのように関わるべきなのかを模索してきました。このケーススタディを行ってきたおかげで、物事に対する視野がすごく広がったと同時に、様々な家族、親、子どもがいるのだ、と「多様性」を学習できたと思います。大変なこともたくさんありましたが、私にとって収穫の多い学生時代でした。

専門学校ではなくて4年制大学を選択したのは、より幅広い教養を同時に身につけることができる環境に挑戦したかったためです。その先にある可能性を広げていきたいという気持ちが強くて、選択科目で理系の授業も選べる大学は特に魅力的でしたね。

———子どもに関する勉強をしたいなと考え出したのはいつですか?

高校時代から考えていました。小さい頃、通信教育教材を購読していたことがきっかけで理科が好きになったんです。それまでは自然環境や科学に「興味はある」程度だったのですが、その教材に触れてからは理科の奥深さにどんどん惹かれていきました。

高校生になってから進路で悩んでいるときにその経験を思い出して、幼少期に学べることや環境ってその後の人生に大きく影響してくるし、とても大事なことだなと気づいたんですよね。そしてその環境を与えることができるのは大人だけ。だから「将来は子どもの保育・教育環境に携わる仕事がしたい!」と思い、大学で勉強することにしました。

寄り添い、導く。難しいけれど大きな意味のある仕事

———コドモンに入社すると決めた経緯を教えてください。

人生の中でいつかは先生になりたいと考えていたものの、広く捉えて子どもの保育・教育環境に携わる仕事がしたい!という思いがあったので、就活は先生という職種に絞らず行いました。

ただ、大学のカリキュラムで組まれた保育園の実習時期と一般企業の就活時期が被っていたので、両方のチャンスを残すために、大学のカリキュラムではなく一般試験で保育士資格を取ろうと決めました。この決断を大学の先生方に理解いただくために説得して回ることになったのですけど(笑)。

就活では「子どもと関わる仕事」を軸にして探しました。もちろん保育園や幼稚園の先生、それ以外にも保育園や幼稚園を運営する会社の本部職員、幼児教育などの出版社、教育関係の事業を展開する会社とたくさんの仕事が候補に挙がってきて、説明会や面接にエントリーしました。

ただ、いくつかの会社を見ていく中で、なにかしっくりこなくて、踏み出しきれなかったんです。営利企業である以上当然なのですが、想像していたよりも商売感が強くて自分の目的とずれているんじゃないかと感じました。

それでもっといろんな会社を見てみようと考えてWantedlyを覗いたら、コドモンに出会いました。IT業界というのは縁のないものだと思っていて、教育との関係性も自分はまだあまり理解ができていない業界だったので気になって応募してみたのが始まりですね。

その後コドモンでインターンをすることになったのですが、働いている人たちの話を聞いていく中で、私の「今後の人生に大きく影響を与える子どもを取り巻く環境を、より良いものにしたい」という思いが実現できる仕事があると感じました。コドモンが目指す世界を一緒に実現させたいと思ったんです!自治体とも関わりが強いので影響力も大きいし、先生たちも助けられるし、ここしかないと思いました。

———いまはどんな仕事をしていますか?

カスタマーサクセス部のオンボーディングチームに所属していて、コドモンを使い始める施設の初期設定などをご案内して活用支援しています。

保育士のみなさんはとにかく忙しくて、なかなか時間をとれない上にパソコン操作に慣れてない方も多い。なので、導入を決めていただいたあと、使い始めるための設定をするという最初の部分に苦労される方が多いんです。施設によって課題観も変わってくるので日々ヒアリングさせてもらいながら、導入しやすい方法やベストな使い方について考え、ご案内をしています。

コドモンは「すべての先生に、子どもと向き合う時間と心のゆとりを」というコンセプトのプロダクトなので、まさにその最初の一歩を歩み出せるように一緒に取り組んでいくことが今の私の仕事だと思っています。この導入部分でつまずいてしまうと、コドモンを使うことに対して後ろ向きになりやすいんですよね……。だから最初が肝心だなって。

実際に現場に赴いてお伝えできればすぐに解決できるって思っちゃうんですけど、それだと解決できる数がすごく少なくなってしまうので、ひとつでも多くの施設さんに歩み出してもらえるように電話やメールなど、他のツールを使って解決しないといけない。それが本当に難しいポイントですね。

気をつけているのは、提案で終わらせない工夫ですね。提案するだけではなく、どういうところに困っているのかをヒアリングした上で、一歩先のフォローを心がけています。

コドモンは保育士さんの味方で、お役に立てるサービスです。でも忙しいとか、不慣れとか、よくわからないとか、さまざまな思いからマイナスな印象をお持ちになってしまう方もいらっしゃるんですよ。その気持ちに寄り添いながら、障害となっている部分をちゃんと取り除けるように先回りして動き考えることを意識していますね。

この業務は「作業」にしたくないので、施設の先にいる子どもたちを思いながら、ひとつでも多くの施設と一人でも多くの先生に使ってもらえるように仕事に励んでいます。

保育士とITサービス提供者、2つの立場でチャレンジしたい

———先輩から教わったことで大切にしていることはありますか?

「相手の課題感を聞き出す」という言葉は、インターンをしていた時からずっと言われている言葉で大事にしていますね。オンボーディングをするにあたって一番大切なことだと思っています。

インターンの時から聞いていた言葉ではあったのですけど、最近やっと本当の意味を理解できた気がします。インターン生の時は右も左も分からない中で手探りだったため、コドモンというサービスを使えるようになることを目的としてオンボーディングを行っていました……。

でもいまは新卒として入社して、比べものにならないくらい自覚を持ちましたし、多くの施設さんとお話をしていく中で、コドモンを契約する施設さんは ”コドモンを使いたいから”契約しているのではなく、”コドモンを使うことで業務の負担が軽くなり、子どもと関わる時間をより作れるから”契約をしているのだと気づいたんです。

うまく行かないことがたくさんあって壁にぶつかるたびに、この言葉を思い出して「課題を解決する」ことにフォーカスするようにしています。

———コドモンでやりたいことはなんですか?

現場に入って保育士をやりたいですね!入社前からずっと持っている思いとして、仕事を通じていろんな施設さんの課題と向き合うなど広い世界を見たあとで、現場で働いてみたいという思いがあります。

もちろんオンボーディングチームとして、コドモンを使いこなしてもらうために頑張らないといけないことがまだまだあるのですけど、実際の現場を経験したらより理解が深まると思うんです。導入して使う側になってみないと分からないこともたくさんあると思うんですよね。現場で働けたらコドモンを俯瞰して見ることもできて、フィードバックもたくさんできるんじゃないかと思ってます。

学生の頃の話に少しだけ戻るんですけど、保育士にならずに一般企業を目指して就職活動をすると大学の先生に伝えたところ、あまり良い顔はしてもらえませんでした。

ですが、子どもの未来に関わる仕事をしたいという軸を持って就職活動を行い、結果コドモンに就職することになったと報告すると、事業について理解を示してくださって「是非とも頑張ってください!」と言っていただけたんです。保育のICT化をどんどん進めて行ってほしいとの声もいただいて、以前に増してやる気が湧いてきました。

これから保育業界の人たちにこの便利さを届けていかなきゃ!って考えると、現場でシステムを使いこなせる人の数を増やさなければいけないですし、私がそのお手本になれたらいいのかなとも思ってます。

そういう意味では、社会人3年目くらいでコドモンがモデル保育園を経営するプロジェクトを立ち上げたいですね!その選択肢があるなら現場とサービス提供者を両立できるので、コドモンにいたままチャレンジし続けられますし、モデル保育園でICT研修とかもできて、多くの先生たちにICTに慣れてもらうことができそうですよね。実現できるかどうかは……お楽しみに(笑)!

———ありがとうございました。コドモンでモデル保育園、ぜひ実現してください!!

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